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乱視用コンタクトレンズ

メガネに乱視度数が入れられるように、コンタクトレンズにも乱視用があります。
乱視用コンタクトレンズはどうやって乱視矯正しているのでしょうか?

乱視用コンタクトレンズによる矯正の考え方は単純です。目のゆがみの方向と反対のゆがみを持ったレンズを正しく向きを合わせて入れればいいのです。そうすれば互いに打ち消しあって、ゆがみがなくなります。
でも、コンタクトレンズの向きを乱視の向きに合わせて入れても、レンズが目の中で回転して、向きがずれたりしないのでしょうか。

通常のコンタクトレンズだったら、瞬きなどの影響を受けてレンズの向きはずれてしまいます。しかし、乱視用コンタクトレンズは、レンズが目の中で回転しないように特殊なデザインをしているのです。乱視用ソフトコンタクトレンズのデザインには、プリズムバラストとダブルスラブオフの2種類があります。

プリズムバラストデザインは、レンズの上の方が薄く、レンズの下の方に向かって徐々に厚みを増すような形をしています。
レンズの厚い部分がおもりになって下の方を向くという効果もあるのですが、レンズの回転を止める一番の要因は、まぶたからの圧力です。

ダブルスラブオフデザインは、レンズの上下方向が薄く、左右方向が厚い形をしています。レンズの薄い部分を上下のまぶたと眼球で挟み込んでレンズの回転を抑えます。

乱視用コンタクトレンズは、特別なデザインにすることにより目の中での回転を抑えて、適正に乱視を矯正できるようになっているのです。(o)

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角膜とコンタクトレンズ

◆目(角膜)は呼吸しています。
角膜は、大気中の酸素を取り入れて代謝エネルギーに変えています。コンタクトレンズは角膜を覆う涙液の上にのるため、装用時の角膜は裸眼時よりも酸素不足の状態になります。この酸素不足の状態が続くと、角膜の抵抗力が落ち、様々な眼障害につながることもあります。
角膜は、カメラで言えばレンズにあたる大切な部分ですが、実は血管が通っていません。血管があると、光をスムーズに通過させられないからと言われています。そのため、角膜は表面の涙や、眼球内部から酸素と栄養を受け取ります。つまり、角膜は大気に触れている必要があるとも言えるのです。 .

●コンタクトレンズを使用する方は、目に合ったメガネも持っていますか?
もしメガネを持っていなければ、最初にメガネをつくりましょう。
コンタクトレンズは、メガネの代わりではありません。コンタクトレンズしか持っていないと、レンズを長時間つけてしまったり、目の調子が悪い時でもレンズを無理して使ったりして、大切な目にキズがつき、症状が悪化して取り返しのつかないことになることがあります。

●目の健康のためにも、寝る前と起きたばかりはコンタクトレンズよりもメガネの使用をお勧めします。
大気に触れていないと酸素が十分に供給されない角膜にとって、一日のうちで最も酸素が必要な時間が、夜寝る前と起きたばかりの時間です。寝る前は、日中酷使した疲れが出てくるため。そして起きたばかりは、就寝中、まぶたが閉じられていたため酸欠状態になっているためです。このタイミングに出来るだ角膜を外気に触れさせるためにも、メガネで過ごす時間を確保することが大切です。
以上のことを考えても、毎日コンタクトレンズを使用している方は、角膜の健康のために1週間に1日はコンタクトレンズを使わずメガネで過ごす時間を作ってほしいと思います。(久)

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オルソケラトロジ-とは?

今回はオルソケラトロジ-とはどんなものなのかご紹介いたします。



●オルソケラトロジーの意味とは?

ギリシャ語でオルソは「矯正」、ケラトは「角膜」、ロジーは「療法」なので、オルソケラトロジーを日本語にすれば「角膜矯正療法」という意味になります。最近オルソケラトロジーを「オルソ」と略した呼び方を耳にしますが、「オルソ」には「矯正」という意味しかありませんから、正確な表現ではありません。海外ではオルソケラトロジーをオルソ-K®と略して呼ぶので、そのような呼称が望ましいと考えます。



●どんな方法で治すのか?

一人ひとりの角膜形状に合わせて精密にデザインされた専用コンタクトレンズを夜間装用することで、角膜表面の形状を凹レンズ型に矯正します。角膜に型付けされた凹レンズ形状は、レンズを外しても一定時間残るため、昼間は十分な裸眼視力を維持できる画期的な治療です。「夜寝るときにコンタクトレンズをして、朝起きてはずす。すると日中は裸眼で過ごせる」というのが、この治療法の基本パターンです。ただし、もともと軽度の近視を対象にしているので、従来の技術では強度の近視や乱視には対応できないという難点がありました。


●オサート®って何ですか?

従来のオルソケラトロジーでは治療が及ばなかった強度近視や強度乱視にも対応できるよう、新たに開発された治療法です。これに用いるレンズは、従来のオルソ-Kレンズ®のスペックと全く異なり、直径10ミリ程度のレンズの中に、患者さん一人ひとりに合わせて最大18ヵ所にも及ぶ工夫が凝らされています。強度近視には、レンズを何段階かに分けてステップアップさせていく方法で対応し、これに用いる最新のレンズデザインと多段階治療法は米国特許を取得しています。完全対応型のオーダーメイド治療として、1.5ミクロン単位でレンズをデザインする高い技術レベルにより、効果と安全性が更に高められました。 オサート®の開発によって、レーザー手術後の再近視化や角膜移植後の不整乱視、レーザー手術のできない円錐角膜、更には遠視にまで治療範囲が広がり、その結果老眼にも対応できるようになりました。


●治療にはどの位の期間がかかるの?

治療を開始した直後は月に1~2回の診察が望ましく、その後は月に一度の検査が1~2回、そして2ヶ月に一度の検査が1~2回続きます。治療開始後半年を経過したら、定期検査は半年から1年に一度程度の間隔となります。軽い近視であっても、治療を続けている限り、効果と安全性を確認するための定期検査が必要です。強度近視の場合は、2~3ヶ月でレンズを変更してステップアップしていくので、安定した視力を得るのには1年程度かかります。

(むら)
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安易にコンタクト…本当に適していますか?

近年、『メガネより見た目が良いから…』『お洒落の一環で…』という理由で
初期の近視の状態でも、コンタクトを使用するケースが多く、更に近視を進行させて
しまう事も少なくありません。
メガネでもそうですが、コンタクトも誤った使用法や目にとって合っていない状態の
人が使用することで、更なる低下を招いてしまうことがあります。
では、どのような目の状態の人に適しているのでしょうか?

本来コンタクトの使用が適しているケース
○左右の視力の差が大きい人
片眼が正常視力で、もう片眼が強度近視・または遠視などで、左右の視力が極端に
異なる場合、メガネで矯正すると両眼視(両方の目で1つのモノを見ること)し辛く
違和感を生じ、眼精疲労の原因となってしまいます。
コンタクトであれば、視力が低下している方にだけ装着すれば良いので、
違和感なく両眼視することが出来ます。

○強い角膜乱視や不正乱視の人
角膜の湾曲が一定方向に特に強い『角膜乱視』や、角膜の湾曲が一定方向に
定まっていない『不正乱視』の場合、メガネでの矯正が困難です。
コンタクトの場合、レンズを目の表面に装着することで、角膜の湾曲に涙が入り
形状を変え、矯正力を高めてくれます。

○強度近視や強度遠視の人
屈折度数が強くなればなるほど、メガネのレンズは厚くて重くなり、レンズの中心部と
周辺部の厚さに差が出てきます。
そうすると、中心から外れたところでは良い視力が得られなくなります。
目に直接装着出来るコンタクトの方が、視野が広くなり矯正力が優れていると
言えます。
また、メガネで矯正した場合、近視の度数が強くなるほど見えているモノが
実物よりも小さく見えます。(逆に遠視の場合は大きく見えます。)

しかし、実状は上記の状態以外の人で使用している場合が多く、
その結果、視力を低下させてしまうのです。
初期の近視は、遠方視力が悪く、近距離視力は正常です。
近くのモノは見えるわけですから、遠くのモノを見る時にだけ矯正すれば良い事に
なります。ところが、安易にコンタクトを使用すると、簡単に取り外しが出来ない為
近くのモノを見る時にも矯正を強いられているというわけです。
コンタクトを着けて、長時間『読書・勉強・パソコン』等を行うと、裸眼で近くを
見ている時より、調節筋は緊張状態になってしますのです。
その結果、自分の力でモノを見るという事をしなくなり、近視は更に進行してしまうのです。

今一度、本当に自分の目がコンタクトが必要な状態なのか??
見直してみましょう。(masu)

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コンタクトレンズ使用障害

テレビで、10代のコンタクトレンズによる障害が急増しているというニュースが放送されていました。

障害の内容としては、

レンズの汚れが原因で結膜障害になった
つけっぱなしで目に潰瘍ができた
目の中でコンタクトが割れ角膜が傷つき失明寸前だった

というような驚きの内容ばかり、


障害が増えている背景(要因)として

安易に子どもにコンタクト使用を許してしまうこと
処方の要らない、誇大・安売りコンタクトが多くなっていること
子どもの場合、基本的な衛生管理が出来ないケースが多いこと

などを 日本眼科医会が言っているようです。

しかし、眼科医によっても考え方が異なり、『中学生であればコンタクトレンズの使用はOK』と薦めている眼科医もあれば、『中学生でもコンタクト使用は、よほどの理由が無い限り反対』という眼科医もいるようです。
(例えば部活・スポーツのためだけに使うなど・・・)

見た目や面倒のような理由で、コンタクトを使うには、メガネに比べて視力低下が進み易い事や、目の障害が増えていることを考えるとリスクが高いのではないでしょうか?

安売りされている粗悪品に限らず、医者の処方を得たとしても、子ども本人がコンタクトを使用する上での衛生管理ができないことでの障害も多いのが実態だと思います。

日常生活では、さほど不自由がなく黒板が見づらいという程度ならば、1日中コンタクトレンズを装用するよりは、見づらいときだけ、度が弱めのメガネ(視力で言うと0.7位が見えるもの)を使用するほうが、目のためには良いでしょう。


自分またはお子様の年齢や目の状態に合った、コンタクトレンズやメガネの使い方を知ることが、大切ではないでしょうか?         (久)

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