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3Dについて

 先日、友人たちと映画「LAST MESSAGE 海猿 3D」を観に行ってきました。
 今まで経験したことのない臨場感と、手を伸ばすと人や物体が届きそうなところまでの立体感に驚きました。
 ただ、目が疲れたり、激しい動きの場面では見づらかったりしましたが、ストーリーはとても感動的でした。
 
 ここで3Dについて説明しましょう。
 
 目に映るモノの映像は左右の目で異なっており、人はこの差から物体や風景等の奥行きを判断しています。3D映画は特殊なメガネを装着して、左右の目に違う映像を送り込むことで立体感を作り出しています。左右それぞれの目と物体を結ぶ角度は輻輳角(ふくそうかく)と呼ばれ、角度が大きい程映像は飛び出し、小さいほど奥行きのある映像になります。

    3Dメガネ      3Dめがね2


 よって3Dとは、平面の映像を立体に見せる『錯覚』を利用しているということになります。

 3Dは、立体感の演出が強すぎると、立体ではなく映像が二重に見えて、目が疲れます。ものが画面から手前に飛び出したり奥に引っ込んだりして見えても、実際の目のピントは画面までの距離にあったままです。この「矛盾」が大きくなると、疲れや不快感が増します。また、動きの激しい動画を見せたときの「映像酔い」が、2次元より3Dで強まる可能性があると言われています。

 また、小さな子は立体視機能が十分に発達していないことや、両眼の感覚が大人より狭いことから、立体ではなく二重に見えている場合があり、気分を悪くする場合があります。子供は気分が悪くなっても、違和感を伝えられなかったり、映像の珍しさから長時間見続けたりすることもあるので、大人と同じように見えているか確認しながら見ましょう。
 
 これから年末年始にかけて、たくさんの3D映画が公開になると思います。
 ぜひ一度、映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか。(藤)

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昨日と今日で視力が違う!?

当センターにご相談に来られた方で「昨日眼科では視力0.5と言われたのに、今日は0.2なの!?」とおっしゃる方がいらっしゃいます。たった1日で視力がそこまで低下するとは考えられません。ただ、視力は測定の仕方でも変わってしまいます。

例えば視力測定でみる“わ”(ランドルト環)で上下左右しかないのか、斜め方向まであるのか、これでも視力は変わってきます。お子さんの検査を行う場合、学校でも眼科でも斜めの方向がないことが多くあるようです。

上下左右だけだと、「なんとなくこっちがあいているな~」という感じで正解してしまうことと、乱視がある場合に全ての乱視の軸度に対応できないので、本来の状態よりも高い視力がついてしまいます。
表


さらに影響があるのが目つきです。目を細めて見たのかそうでないのか。近視の方は目を細めるとピントが少し合いやすくなり、高めの視力がつきます。しかしこれも本来の視力とは言えないもので、ちゃんとした検査を行なうところは、必ず“目を細めないで”検査を行なっています。
学校の検診では、この目つきまではちゃんとしていないことが多いようですね。

トレーニングを行なうにしろ、メガネヤコンタクトで対応するにしろ、正確な眼の状態が把握出来ていないといけません。例えば本当は0.2くらいしか見えていないのに、検査が甘く0.5の視力がついてしまうと、「いちばんうしろの席でも見えるでしょうから、メガネは必要ありません」となってしまうかもしれません。でも実は0.2しか見えていなければ・・・・・・大変ですね。

また、パイロットや自衛官・騎手といった視力が必要な職業を希望されている場合、上記のような検査でクリアーしていても、本番できちんとした視力検査では不合格となる恐れもあります。そのため、センターでは厳しめの検査を行ない、正確な目状態の把握に努めています。

もちろん、屈折度での近視・乱視等の確認を行った上で、というのは言うまでもありません。念のため。(新)
視力表

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乗り物の中での過ごし方

11月になり大分肌寒くなってきましたね!

この時期になると、
紅葉を楽しんだり、秋の味覚を味わいに、
乗り物でお出かけになる方も多いと思います。

乗り物の中で、皆さんは何をしていますか?
本を読んだり、携帯を見たり、ゲームをしていませんか?

目的地に着くまで、時間をつぶすために何かしていたくなりますが、
このような行動は目にとっては良くありません。

乗物の中で読書・携帯・ゲームなどをするといけない理由は,

(1)乗物の中での照明が不十分である

(2)外側から「ガラス」を通して光が入ってくるため,
読んでいるところが明るくなったり,暗くなったりする

(3)乗り物といっしょに本なども動くため,目が文字を追いかける

(4)首が曲がると血流が悪くなる

これらの理由のため,
次第に目が疲れるため、視力が低下することが十分考えられます。

乗り物の中では目を閉じたり、車では遠くの景色を見たり、
電車では遠くの中釣り広告を見るなどしていただき、

外に出たら、思いっきり秋の景色を見て楽しんでもらえたらと思います。(横)



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やる気が大事!!

当センターに通われている弱視の人のお話です。

“弱視”とは、どんなメガネやコンタクトなどのレンズを使用しても、視力が0.2とかそれ以下しか見えない状態のことです。一般的には生まれつき遠視や乱視が強くて、視機能の発育不全的な状態で、幼稚園~小学校低学年くらいの、視機能の成長期の内なら適切な処置で回復可能ですが、中学生以上・大人になってしまうと、いくら頑張っても視力を得ることが不可能になってしまいます。

そのかたは二十歳を超えて片眼のみ遠視性の弱視でした。レーシックを受けようと検査をしたところ“弱視”と言われ、レーシックを断られてしまいセンターに相談に来られたのです。

しかし前述のとおり、二十歳を超えての弱視はほとんど回復の可能性がないので、その旨お伝えしお断りさせていただく方向でお話していたのですが、ご本人と親御さんの「ダメもとでも良いからトレーニングをさせて欲しい。回復しなくても仕方ないが、やらずに諦めたくない」という強い意志がありましたので、とりあえず一ヶ月だけセンターでトレーニングを行ってみて、多少なりとも動きがあるかどうか見てみることにしました。

それから、仕事帰りにほぼ毎日センターにトレーニングしに来られ、一ヶ月後の視力測定では、視力が少し伸びていました!本人の自覚的にも「一ヶ月前と見え方が違う!」と大喜び。

その後もトレーニングを続けておられ、今ではメガネの視力が0.7前後まで伸びてきていて、ご本人と親御さん以上に我々がびっくりしています。
これと似たような話で以前にテレビで見た話ですが、脊髄損傷で10数年車椅子の生活を送っていた方が、とあるリハビリを経て自力で立ち上がるまでに回復した、ということも聞きました。

お二人に共通して言えるのは、「回復できない」という常識に囚われず、本人の強い意志で機能を回復させたことではないでしょうか。本当に素晴らしいと思います。

もちろん、このことを万人に適用することはできませんが、同じような境遇でお悩みの方を少しでも良くすることができたら、こんなに嬉しいことはないですね。(池)

pic1
※写真と本文は直接の関係はありません。

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