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暗順応
2011年03月22日 (火) | 編集 |
東北地方太平洋沖地震で被害を受けられました皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。また、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

この大規模地震の影響で、東京電力は電気の供給能力が不足し、関東では3月14日から計画停電を実施しています。

夜に計画停電になると、懐中電灯やろうそくを用意していても、急にあたり一面が真っ暗になり、不安になることもあると思います。
明るい所から急に暗い所に入ると、はじめは何も見えませんが、しばらくすると徐々に見えてきます。このように暗い中で目が慣れてくるのを暗順応といいます。

はじめに何も見えないのは、今まで明るい所にいたため、瞳孔がまだ小さいままだからです。(瞳孔は、明るい所では光を遮ろうとして小さくなっている)
暗くなって光が少なくなると、より多くの光を取り込もうとして瞳孔が広がりますが、数分かかります。

また暗い所では、目の網膜にある、うす暗い所で明暗を感知する桿体細胞という視細胞が中心に働きます。

桿体細胞には、わずかな光を感知するロドプシンという視物質が片眼1億個以上あります。うす暗がりの中で、網膜に光がとどくと、その光に反応してロドプシンが分解されます。
分解されたロドプシンは自動的に再合成されます。この再合成される時間が暗順応にかかる時間と一致し、暗順応が完了するのに30分~1時間位かかります。

ブルーべリーなどに含まれるアントシアニンを摂取すると、ロドプシンの再合成をたすける働きがあるため、うす暗くても見えるようになってきます。

ロドプシンの再合成には、ビタミンAもかかわっています。
ロドプシンはビタミンAが素材となっているため、ビタミンAが不足すると暗い所で見づらい夜盲症になるそうです。

関東の方、まだまだ計画停電が続きますが、くれぐれも事故などにお気をつけ下さい。
この未曾有の震災を皆で乗り越えましょう!!(千)

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