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放っておくと危ない不同視
2011年05月27日 (金) | 編集 |
最近、相談に来られる方から「斜めからテレビを見ている」「顔を傾けて物を見る癖があるんです」というご相談を受けます。実際に視力を測ってみると、左右の視力に差がある場合が多いのです。

例えば、右眼の視力は1.0  左眼の視力は0.3というように左右の視力に著しく差がある眼のことを
不同視といいます。
不同視には、先天的なものと後天的なものがあります。
先天的なケースは、片眼だけに遠視が残ってしまったものや、強い乱視がある場合に起こります。姿勢が悪い、物を斜めに見るなどが原因で近視や乱視になり、バランスをくずしてしまったような場合は後天的なケースです。
普段私達は、両眼で生活をしているため、片方の視力が良いと「見えなくて困る」ということがないため気がつきにくいという点が問題です。(片眼の見え方を比べればわかりますが、視力低下を疑わない限り普段から注意して見る事はないでしょう。)
特に先天的な場合は、視力が低い方の眼は、はっきりと見えた経験がなく、その見え方が当たり前になっているため自覚が出来ません。(そのせいで低い方の目が弱視になることも考えられます)
殆どの方が、学校の検診で A(1.0以上)とC(0.3~0.6)のように、左右の結果大きくが違い、慌てて左右の見え方を比べさせてみると確かに見えていない・・・・と初めて気づくようです。

確かに、見えなくて困ることはなくても、放っておくと大変なことになります
私たちは、二つの目で物を見ています。正確には、右・左それぞれで見たものを脳で合致させ、物の立体感や距離感を捉えています
しかし、不同視の場合は左右で見え方が違いますから、物が二重に見えて疲れますし、頭痛・吐き気・肩こりなどに悩まされるなどの症状が出ます。
(例えば、左右の差があることで、野球の時にバッターボックスに立って、正確な距離間が掴めず空振りしやすい・また階段の段差の感覚が掴めず、よく踏み外すなど・・・)

後天的な場合も、もともとはそんなに大きな差があったわけではなく、最初は1段階・2段階の差だったものが放っておいたことによって、差が開いたものでしょう。
それは、日常で遠くを見るときは、無意識に良い方の眼ばかり使い、低い方の眼はさぼってしまうためです。
一度視力差が出始めると、どんどん差が開いてきますから注意が必要です。
眼科で、「両眼で見えてるから、まだメガネはいりません。様子を見ましょう」と言われても、その間に余計に差が拡がる可能性は大きいですから、早期対策をお勧めします。
(差が拡がれば良い方の眼にかかる負担が大きくなり、いずれ良い方の眼も低下することが予想されます。)

このように学校で視力検査を受けている場合でも、発見が遅れることも多いようです。
ですから就学前のお子様は、特にご家庭で気をつけておいて下さい。
もしも、ご家庭で視力を測定する場合は、両目で見えてるから安心ではなく、必ず片眼ずつの測定することをお薦めします。
そして、低下に気づいたら適切に対処しましょう。
センターの会員さんのご兄弟で、視力が気になる方、まだ視力検査をしたことがない方は、指導員に声をかけて下さい。                          
                                           (久)

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