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瞳孔いろいろ
2013年06月21日 (金) | 編集 |
目に入ってくる光量を調節する瞳孔。

ヒトの瞳孔の形状は円状ですが

ほ乳類の動物の瞳孔には、さまざまなカタチをしたものがあります。

特にキツネやネコの瞳孔は、縦長でスリットのような形になっています。

夜行性の動物は縦長のスリット状の瞳孔をしていることが多いようです。

キツネは特に夕方や明け方といった薄明るい時間帯にもっとも活発になる動物です。

縦長のスリット状の瞳孔のメリットは、明るいときと暗いときで大きさを極端に、

しかもはやく変えることができるということ。

光の量がほとんど0になってしまうぐらい細くすることができ、

明るい場所では感受性の高い網膜を保護することができます。

そのほか、草むらや茂みなどの縦長の障害物が多いところで生活するには、

縦に細長いスリット状の瞳孔が有利であるともいわれています。

nekome.jpg

逆にウシやウマ、ラクダ、ヤギ、ヒツジ、クジラやカバなどは瞳孔の形が横長です。

横長の瞳孔昼行性の動物の目に多いといわれています。

横長の瞳孔である動物の多くは草原に住む草食動物です。

ウマを例にとって考えると、からだは大きくても肉食動物に狙われやすい動物です。

草食動物にとって、自分の身を守るためにはまずいち早く敵を認識する必要があります。

ウマの目はほぼ真横についていますが、これも広い草原を見渡すためで、

ウマの視野は正面、側面、後方が見えるといわれています。

同様に、瞳孔においても、草を食べつつ肉食動物の姿を発見しやすいように

横長の瞳孔になっているのだそうです。

明るい場所で瞳孔を細めても広い視野を保てるように、

横長の楕円形型になるのだとも考えられています。

rakuda.jpg

それぞれの動物には、それぞれの生活環境にあった形状の瞳孔になっているなんて

とても不思議ですね。(井)


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