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夏に多い目の病気
2013年07月26日 (金) | 編集 |
結膜炎で夏に多いのは、感染症によるもので、集団感染などに繋がるため、適切な対処が必要となります。

結膜炎の主な症状は、充血(白目や眼瞼の裏)、めやに、ゴロゴロした異物感ですが、アレルギーではかゆみも出ますし、他に、涙が出たり、熱く感じたり、眼瞼の腫れがでることもあります。また、重症になると黒目(角膜)に炎症が及ぶため、まぶしさや視力障害を伴うこともあります。

感染性の結膜炎では、ウイルス感染の「流行性結膜炎」「急性出血性結膜炎」「咽頭結膜熱(プール熱)」と、細菌感染による「細菌性結膜炎」などがあります。

前者は俗に「はやりめ」といわれます。流行性角結膜炎と咽頭結膜熱は、どちらも、のどのかぜの原因のウイルスと同じアデノウイルスの一種に感染して起こります。

潜伏期間はそれぞれ、7~10日と1~2日です。

両目または片目に非常に強い結膜の充血や、朝に目が開きにくいくらいの大量のめやにが出て、涙目や、異物感も出現します。耳の前のリンパ節が腫れて触ると痛みがあります。咽頭結膜熱では、さらに咽頭炎や全身の発熱(39~40℃)を伴います。

子どもでは、瞼の裏側の結膜に白い偽膜ができて、さらに視力障害の原因となります。急性出血性結膜炎はエンテロウイルスやコクサッキーウイルスの感染で起こります。症状は前出のウイルス感染性結膜炎と同様ですが、比較的軽いです。
 特徴的なのは、眼球結膜に小さい斑点状の出血がみられます。いずれも適切な治療で1週間くらいで治まってきますが、潜伏期間と発病1週間は感染力があるため、人にうつる恐れがあります。角膜に炎症が波及すると、異物感や痛みが強まります。速やかに消炎治療をしないと、角膜混濁のため視力の低下を生じることがあります。

細菌性結膜炎の主な原因菌は、黄色ブドウ球菌や肺炎球菌など化膿性細菌なので、めやには黄色で粘り気があります。最近では、ヘルペスやクラミジア感染による難治性の結膜炎も問題になっています。クラミジア感染では、瞼の裏の結膜に濾胞(ろほう)ができます。ウイルスの診断には、免疫学的検査キットにより迅速診断ができ、細菌については生体染色による顕微鏡検査で同定できます。
 
治療には、点眼または眼軟膏を使用します。

結膜炎の予防として、こまめに手を良く洗うようにして、目をこすらないようにしましょう!

もし結膜炎になったら、まず眼科専門医に早く受診してください!

また、他の人に感染させないように外室は避けること、タオルなどの共用はせず、使ったタオルは熱湯消毒するなどの対処が大切です。(ち)



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