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夏のエアコン対策
2013年08月07日 (水) | 編集 |
毎年夏になると、どうも体調がよくない…そんなふうに感じていたら、もしかすると「冷え性」かもしれません。
冷え性は冬、女性に多い症状として知られています。ところが最近は夏に男性や子供にまで冷え性が増えています
冷え性の典型的な症状としては、手足の冷えが知られています。しかしそれだけでなく、鼻水やのどの痛み、頭痛と
いった風邪に似た症状から、全身のだるさや疲れやすさ、食欲不振や下痢などの消化器障害、イライラ感、肩こり、
腰痛、肌荒れ、生理不順など、人によってさまざまな症状がみられます。 夏の冷え性の引き金となるのがエアコンによる冷房病です。デスクワークの女性たちには冷房病がよくみられるため、真夏でも上着や厚手の靴下、膝掛け等を
用意している人が少なくありません。 ところが男性の場合、まさか自分が冷房病や、冷え性とは思わないため、何も対策をとらずにいて体調をくずすケースがみられます。とくに中高年になると、動脈硬化や血管の老化などから血液の流れが悪くなるうえ、皮膚感覚がにぶくなってエアコンの冷気に気付かずにいて、症状を悪化させてしまうこともあります。

エアコンのきいた部屋にいると、「ちょっと肌寒い」と感じることがあります。そうした状態を長時間、毎日続けていると体は大きなストレスを受けます。
とくに影響を受けるのは、自律神経系(交感神経と副交感神経)です。暑い季節になると私たちの体では、本来なら副交感神経が活発に働き、血管を拡張させ体内の熱を外に出そうとします。ところがエアコンで体が冷えると、反対に体温を逃がさないように交感神経が働いて血管を収縮させます。そのため血流が悪化、冷え等の症状が起こります。
その状態がつづくと、次第に自律神経がダメージを受け、体温調節が上手にできなくなってしまいます。
例えばエアコンのきいた部屋から30℃以上の猛暑の町に出た時、体が急激な温度差についていけず、軽い違和感をおぼえることがあるはずです。それは、肌の表面では暑さを感じているのに体内の温度がまだ上昇していない、ズレから生じる感覚です。
健康な人は少したつと体全体が温まり、発汗します。ところが冷房病になると体がなかなか温まらず、汗もかきにくくなります。汗をかかないと乳酸などの疲労物質が体内にたまるため、全身のだるさや疲れやすさ、さらには夏バテの原因ともなります。
またエアコンのきいた場所と猛暑の外とのあいだをくりかえし出入りしていると、自律神経が対応できずに混乱し始めます。自律神経は血液の流れだけでなく、胃腸の働きやホルモン分泌の調整などの機能も担っています。そのため全身にさまざまな症状(冷え性)が起こってくるのです。
自律神経の働きが慢性的に低下すると、ちょっとした寒さにも敏感に反応し、一年中冷え性に悩まされることにもなりかねません。そうなるまえに、エアコンを多用する夏にこそ、きちんと対策をとることが大切です。

冷房病や冷え性はエアコンの使い方も含めて、服装や食事、運動など毎日の生活習慣と深いかかわりがあります。予防や対策のために、まず自分の生活を見直してみましょう。 エアコンの標準的な設定温度は、25~28℃が良いとされています。ただ体感温度は人により違うので、寒いと感じない温度が基本となります。 外気温との差が大きいと外出時の体へのストレスも強くなります。よく出入りする場合には、エアコンの設定温度は「外気温マイナス3~4℃」をひとつの目安にしてください。 エアコンをつけっぱなしにすると体が慣れて寒さにも鈍感になります。時々エアコンをとめ、窓をあけて外気をとり入れることも大切です。 また、エアコンの風に直接当たると、体温が急速に奪われます。風向きをコントロールし、吹き出す冷気に当たらないようにしましょう。
エアコンの風が強いと、ドライアイにもなりやすいので注意しましょう。

(OMRONさんの ”夏の体調管理は「冷房病対策」から” を参考にさせていただきました。)  (植)