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黄斑変性症
2014年01月10日 (金) | 編集 |
皆さんは『黄斑変性症』という眼病のことをご存知ですか?

黄斑変性症は、見ようとするものが歪んで見えたり、 中心部がぼやけて視界が狭くなる眼病です。
網膜にある毛細血管が目詰まりすると血液が流れなくなるため、 網膜細胞は酸素と栄養が不足し、新しい血管を作ります。
これが『新生血管』 と呼ばれ、黄斑変性症の原因となっているのです。

両目で見ていると気にならないことがあるので、検査の際は必ず片目ずつ確認します。
網膜から出血が多い場合は見え辛くなる範囲が大きくなり、 更に進行すると徐々に視力が低下してしまいます。
この『新生血管』という血管は生体反応で、正常の血管とは違い、 血管の壁がとても薄くすぐに破れて出血します。
出血した血液が網膜の中へ漏れると、網膜は『浮腫(ふしゅ)』という状態になり、視力が低下してしまうのです。

この『黄斑変性症』の治療にはレーザー治療などが主でしたが、あまり知られていない手段の1つとして『アバスチン注射』というものがあります。

『アバスチン (Avastin)』は商品名で、一般名は『ベバシズマブ(Bevacizumab)』といいます。
抗がん剤として作られ、がん組織に栄養や酸素を与える血管網の成長を妨げる薬です。
アバスチンはガン以外に、眼科領域で加齢性黄斑変性や糖尿病性網膜症の治療薬としても期待されているものです。
アバスチンを目の硝子体内に注射することで『新生血管』の発育を阻げ、黄斑浮腫を改善します。

目に注射するアバスチンは少量なので、大きな副作用は起きにくいとされていますが、全くゼロではないようです。

・白目にゼリー状のものができた(結膜浮腫)
・網膜色素上皮裂孔
・視力が急激に低下した
・血圧があがった
・数か月無月経になった

これらの症状がごくまれに副作用として確認されており、特に妊娠の可能性のある若い女性は要注意です。

今後、更に医療技術が向上し、眼病に悩める人たちが笑顔になれる日が来ますように(安)


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