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目に優し良い緑
2014年03月10日 (月) | 編集 |
「緑は目に優しい色」「遠くの緑を見ると目によい」という言葉を誰もが一度は
耳にしたことがあると思います。
ではなぜ、緑はやさしいのか?そもそもどのようにして人は色を認識するのでしょうか?
 実は色を認識しているのは、人間だけではありません。
小動物や虫さえも色を認識しているのです。
物の色は、光の反射・吸収する事によって生じます。
例えば、赤いものが赤く見えるのは、その物体が赤い光のみを反射し、それ以外の光を
吸収してしまうため、赤い光だけが人の目に届くからなのです。
太陽の光はいろいろな種類の光の混ざったものであり、日中(つまり太陽の光の
下で)物が色づいて見えるのは、その物体が太陽の光のうち特定の色の光のみを反射し、それ以外の光を吸収しているからです。
全ての光を混ぜると白く見え、また全く光がないと黒く見える、ということは、白い物は
全ての光を反射し、黒いものは全ての光を吸収しているということになります。
一般に「色素」と呼ばれているものは、このように特定の色の光のみを反射する性質を有した物質なのです。
 それでは、光の色の違いは何故生じるかというと、これは光の波長の違いです。
虹の色は赤橙黄緑青藍紫といわれますが、この配列は光の波長の長さの順になって
いて、赤が最も波長が長く、紫が最も短いのです。
人がこれらの光を目で見たとき、網膜がその波長の違いを認識し、その情報を脳に伝えます。
これが人が色を認識する仕組みです。また、これらの光より波長が長い光や短い光では人は色を認識しなくなります。
これが赤外線、紫外線と呼ばれるものです。
そして、これらの波長の違いを認識するのは人の網膜に限ったことではありません。
赤、黄、紫など、鮮やかな色彩を示す植物は、その色の波長によって虫や動物を惹き
つけたり、或いは逆に忌避したりもしているのです。
もちろん虫や小動物が、花の色を見て「きれいだな」と感じているわけではありませんが、その色の波長が虫や小動物に何らかのシグナルを送っていると考えれば無理がないはずです。
ここで緑が人の目に優しい理由に話を戻すと、緑の光は最も人の網膜に負担をかけない波長であり、人は緑色を見るのに労力を要さないので、長時間緑に囲まれていても疲れることはなく、集中力を保つことができます。
これが、ビリヤード台、黒板、野球場、サッカー場など、集中力を有する場で緑が多用されている理由です。
 これに対し、赤は網膜に負担をかけるので、人は赤いものを見続けると段々疲れてきます。
他方では、赤は一時的に神経を奮い立たせやる気を起こさせるのに適していると言えます。(たま)


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