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オルソケラトロジー
2019年04月02日 (火) | 編集 |
『オルソケラトロジー』と言う視力矯正法をご存知でしょうか?
通常のハードコンタクトレンズよりもひと回り大きく、特殊なカーブを持った専用レンズを就寝時に装用します。これにより、眠っている間に角膜の全面を押さえて平べったくすることで、光の屈折率を変えて視力を矯正する仕組みです。
翌朝起きたときにレンズを外しても角膜の形状はしばらくそのまま維持するので、多くの方が日中は裸眼視力で過ごせるようになります。レーシックのように角膜にメスを入れるわけではないので装用をやめれば元の状態に戻ります。

オルソケラトロジーの治療そのものはアメリカではすでに30年以上の実績がありますが、日本では2009年に厚生労働省の認可を受けたばかりです。そして、この時には未成年への使用は禁止されていました。
その後、国内外の研究から未成年への有効性と安全性が確認されたことでガイドラインが改正され、「慎重に処方すること」を条件に、2017年12月に未成年の使用が認められることになったのです。

センターに通われている小学生の会員様の親御様からもよく質問を頂くようになりました。基本センターとしておすすめはしておりません。
一見、コンタクトを使用するだけで視力が上がるのなら‥と魅力的な治療法に感じるかもしれません。中には「近視の進行抑制につながる」と煽る眼科医もいらっしゃるようですが、医学的根拠はないと言われています。

オルソケラトロジーのデメリットとしては、角膜にクセ付けをしているだけなので、徐々に戻ろうとします。それによって見え方にばらつきが生まれるのです。朝外したばかりの時はよく見えても夕方にはぼやけてきてしまったり、日によって見え方が全然違ってきたりもします。また、光がにじんで見えることもあり、夕方から夜は外灯や信号なども見づらく感じることもあるようです。正しく装用されていないと角膜障害につながる可能性もあります。

センターでは一般的なコンタクトレンズでも基本小学生にはおすすめしていません。角膜に直接触れる点や衛生面での管理などが理由として挙げられます。

スポーツや格闘技などでメガネも昼間のコンタクトレンズも使用できない場合や軽い近視の方は検討してもいいかもしれませんが、どちらにせよ未成年、特に小学生への使用は避けるべきとセンターでは考えています。(か)

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