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子供の多い目の病気
2011年03月14日 (月) | 編集 |
小さなお子さんの場合、目に何らかの異常があっても
痛みを感じたり、違和感を覚えないと自分から訴えてくる場合が少ないです。
そのため、放っておいて悪化する場合も…
周りの大人が日ごろから管理をしてあげることも大切です。

今回はお子さんに多い目の病気についてお話し致します。


○はやり目(結膜炎)・プール熱

ウイルス感染などで白目の部分が充血し、目やにがたくさん出る病気です。
発熱することもあり、風邪に似た症状が現れることもあります。
結膜炎の中には、目を擦った手や物を介して感染するものもあります。
完治するまでは、幼稚園や学校を休ませるなど病院の指示に従いましょう。

稀に別の細菌に感染し、視力に影響が出ることもありますので、
『手を洗う・タオルは別のものを使う・入浴後はお湯を変える』など
小まめに気を付けるようにしましょう。


○逆さまつ毛

子供のまぶたは厚いため、まつ毛が内側に向いてしまい眼球の表面に
触れることがあります。ただ、目にまつ毛が当たっていても、
子供のまつ毛は毛質が柔らかいため、本人はあまり気にしていません。
涙の量が多かったり、眩しがったりすることで気付きます。

成長と共にまぶたが薄くなり、まつ毛も自然と外側に向くようになりますので
しばらく経過を見るのが普通です。
3才位になっても治らなければ、毛質が硬くなってきて眼球の表面を傷つけたりすることも
ありますので、その場合はまつ毛を外側に向ける手術などで対策をとったほうが良いでしょう。


○鼻涙管閉塞

涙が涙点(目頭にある涙の排出口)から鼻の奥へ流れていく通り道のことを鼻涙管と言います。
生まれたばかりの赤ちゃんは、この管が詰まっているために涙のがこぼれやすいことが
よくあります。しかし、気になるようであれば、医師に相談し、指示を仰いで下さい。
(鼻の付け根部分を優しくマッサージするなどして、涙を流れやすくしてあげると
生後数カ月で開通することもあるようです。)


○けが

目に異物が入った時は、まず流水で丁寧に洗い、すぐに眼科受診して下さい。
目を擦ると眼球を傷つけてしまいます。
また、生石灰やセメントなどのアルカリ性の物は要注意です!
十分に洗わなければ、どんどん目の中に侵入して状態がさらに悪化します。
受診の際には、目に入った物が何だったのかが正確に判るように
薬品類であればその入れ物(ビン・外箱)や説明書を持参すると良いでしょう。

また、ガラスや鉛筆・箸などの器物であれば壊れた破片を集め、
破片が足りなければ目の奥に入ったままになっている可能性がありますので
その旨を医師にきちんと伝えましょう。
なお、目や目の周りにボールなどが当たった場合は、後から異常が起きることが
ありますので、必ず眼科で検査を受けましょう。

保護者の見ていない時に事故が起こることも多いので、その日の出来事や会話の内容、
お子さんの様子に十分気を付けてあげて下さい。


○そのほかに…

白内障や緑内障も成人の場合と異なる原因で子供に発症する場合があります。
いずれも手術治療を行いますが、いつ、どのように行うかは病気の程度により
判断されます。このほかに、屈折異常や網膜色素変性症などがあります。
就学前の成長過程で発覚するケースもありますので、少しでも異常を感じたら
そのままにするのではなく、速やかに眼科を受診しましょう。 (増)


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