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色覚
2012年03月07日 (水) | 編集 |
色の見え方や感じ方には個人差があります。その個人差が多数の人と比べて大きく、色覚検査で異なった結果を出すと、医学的には色覚異常と診断されます。

先天性の色覚異常は、通常「先天赤緑色覚異常」をさしていますが、色の見え方や感じ方が、正常色覚者と違うだけで、全てが白黒でみえているということではありません。色盲とも言われてきましたが、色盲と言う言葉は、色が全く分からない状態と誤解されやすいため適切な言葉とは言えません。

では、先天赤緑色覚異常の状態では、色がどのようにみえているのでしょうか。
同じ先天赤緑色覚異常でも、色の感じ方は人それぞれです。ものを見ること自体は、他の人と変わりませんが、色の組み合わせによって、時々異なる色が似て見えることがあります。

似かよって見えてしまう色は
赤と緑  橙と黄緑  茶色と緑  青と紫  ピンクと白や灰色  赤と黒 ピンクと水色  などがあります

先天赤緑色覚異常の人は、どのくらいの割合でいますか
日本人男性で5% 女性では、0.2%といわれています。つまり男性は20人に1人で、女性は500人に1人の割合なりますので、決して稀なケースではありません。ちなみに、白人における発生頻度は8~10%といわれているので、およそ10人に1人ということになりますね。

色覚異常は治療で治りますか
残念ながら、科学的に根拠のある有効な治療法はありません。時に色覚異常が治ったという話を聞くことがありますが、練習などで色覚検査表が読めるようになった場合や、暗示的なケースと考えられています。
患者さんが主観的に治ったと思うことがあっても、医学的に治ることはないようです。

ただ、色覚異常自体が悪化する心配もありません。多くの場合は、日常生活に困るようなことはありません。
原則として、どの大学にも進学可能ですし、普通自動車免許1種も殆どの方が取得できています。
職業選択に関しては、飛行機のパイロット・自衛官・警察など一部において色覚により制限を受ける場合がありますが、現在のところ制限は緩和に向けて見直されていますし、社会全体でみんなが見やすい環境についても見直しが行なわれています。 (久)

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