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第三の・・・

 第3のエコカー・第3のビール・第三の男など第三とつくものがありますが、
 私たち人間を含む哺乳類、両生類、爬虫類には第3の眼があることをご存知ですか?

多分知っておられる方は極少数だと思います。

それもそのはず、第三の眼は脳の内部にあり、外からは全く見えないからです。

 人間のこの第三の眼は「松果腺(しょうかせん)」と呼ばれ、
脊椎動物が進化する過程で本物の眼から完全な腺に転化したのです。

 下等脊椎動物では、この器官(顱頂眼〔ろちょうがん〕)の構造は、
普通の眼となんら本質的な差がなく、レンズに似たガラス状態のものと、
脈絡膜(主な働きとして網膜へ栄養を運ぶ)の名残などがあることが確認されています。

ところでこの眼はどんな働きをしているのでしょうか?

 人間の場合、第3の眼である松果腺は視床下部脳下、垂体系のホルモン生産に関係しており、
全く視覚とは無関係になってしまっていますが、
他の動物では次のような機能を果たしていることがわかっています。

・恐竜(水生)・・・前額部にあり、水面より浮上する時、まずこの眼で外界を観測した。

・爬虫類、両生類・・・前額部のウロコの下にあり、外部からは見えないが赤外線を感じ、
           周囲の温度により体温調節をする。 

・哺乳類・・・脳内にあり、明暗の情報を受け、瞳孔の散大に関与する。

第三の眼が発見されたとき、科学者は非常に驚いたものでしたが、
その後研究が続けられ、以上のようなことがわかってきた訳です。

しかし不明の部分も多く、現在も研究は続けられており、近い将来、
謎に包まれたこの眼の驚くべき秘密が数多く解き明かされるかもしれません。(入)

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