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2012年10月19日 (金) | 編集 |
涙とは目の涙腺から分泌される体液のことです。
今更説明されなくても知っているとは思いますが、あくびをしたときに出るアレの事ですね。

涙は1日平均2~3CC分泌され、原料は血液です。
ですので9割以上が水で、残りはたんぱく質、リン酸塩などが含まれています。

役割としては、
眼の表面への栄養補給
まぶたをスムーズに動かす為の液
細菌や紫外線から目を守る壁
雑菌の消毒
と、すごく眼の為に働いてくれています。

ちなみに涙が眼の表面から少なくなってくると、これらの機能が低下してしまう、ドライアイという状態になってしまうので注意しましょう。
テレビの画面を見る事による目の酷使、冷暖房による空気の乾燥、コンタクトレンズの装着などが主な原因となっています。



ところで様々な機能を持ち、少なくなると異常を起こしてしまう涙ですが、ここで一つの疑問が生じます。

一番最初にも書いたように、人間はあくびをした時、悲しい時、人によっては怒った時などにも涙を流します。
上記の役割とは関係のない部分でです。

この謎に着目したのが、ウィリアム・フレイ二世という生化学者です。
彼は、「涙には感情的緊張によって発生した化学物質を体外へ追い出す役割がある」という仮説を考え実験しました。
内容は涙を誘う映画を見せ流した涙と、たまねぎをむかせて流した涙を収集し、成分を分析するというもので、結果は映画を見て流した涙は、たまねぎをむいて流した涙より、高濃度のたんぱく質を含んでいる事がわかりました。
この実験により感情と涙の成分は何らかの関係があると示されたと言えます。

昔から言われていた「泣きたい時にはおもいっきり泣いたほうがいい」という考えがすごく真実味をおびます。


これから秋になり、感動する本などを読む機会もあると思いますが、涙が出そうになってしまったら、我慢せず涙を流したほうが体にもいいかもしれませんね。(下)
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