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視力の発育と弱視について・・・
2013年02月27日 (水) | 編集 |
視力の発育
視力は生後3歳前ごろまでに急速に発育します。
何か原因があってそれまでに視力が発育していないと、後からその原因を除去(治療)しても、あまりよい視力は育ちません。

●弱視とは…

裸眼視力が0.3以下でどのような矯正(メガネやコンタクトレンズ)を試みても0.4以上の
視力が出ない眼を言います。

●視力は生後に発育し幼児期には完成する

生まれたばかりの赤ちゃんの眼球の構造は、大きさが少し小さい以外、ほぼ成人と同じ程度に完成しています。しかし網膜から脳へ信号を伝えて映像にする仕組みが育っていないため、視力はまだ、非常にわずかです。その仕組みは、実際に物を見て網膜から脳の神経に刺激が加わることで成長します。
 視力が発育するスピードは、生後間もない時期ほど急速です。具体的には、生まれたばかりのときの視力は0.01位、1年後には0.1前後までに育ちます。その後はゆるやかに発育し、4~5歳で1.0となり、だいたい完成します。
 乳幼児の視力の発育段階に、何らかの理由で網膜にはっきりと像が写らず刺激が加わらなかった場合、視力が育ちません。その後から視力が育ち始めても、遅れを取り戻して1.0の視力が完成するのではなく、遅れた分は失われたまま追いつけないことが多いのです。その結果、弱視になってしまいます。

弱視の原因

1.器質的弱視…視覚を脳に伝える経路(視覚伝道路)に回復困難な異常があるもの※トレーニングによる回復は不可能
2.機能的弱視…視力が発達する2~3ヶ月頃から3歳までの幼児期に斜視や強度の屈折異常(近視・遠視・乱視)があり、ものを見るという目の本来の機能が低下しているもの※トレーニングによる回復が可能

●弱視と診断されたら… 弱視治療の基本は、メガネによる屈折矯正です。メガネで矯正して網膜に
ピントをきちんと合わせ鮮明な像を脳に送り刺激を与えます。子供は屈折度の変化や発育によってメガネが合わなくなることが多いため、定期的に検査を受け調整することが大切です。また左右の視力に差がある時は、弱視眼を積極的に使わせるために健全な方の眼をアイパッチで完全遮蔽する方法が最も効果的と言われています。遮蔽時間は年齢と弱視の程度により異なりますが、健常眼の視力低下や両眼視機能(両眼でものを見る力)の低下を防ぐために、3歳児では1日3時間の遮蔽が目安とされています。眼球が発達する6歳前までに治癒させてあげないと完治しにくくなります。
また、弱視治療は家庭での訓練が中心となります。アイパッチを使用する際は家族の目の届く範囲で行い、遮蔽中にぬりえや文字拾いやお絵描き、ゲームなど弱視眼を使わせる練習をさせると、訓練の効果が上がります。しかし眼の治療といっても子供の嫌がることは強制せず、好むことをさせると良いでしょう。その上で、トレーニングに取組む事です(か)

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