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ランドルト環のお話
2013年04月22日 (月) | 編集 |
新学期が始まり、各学校で視力検査が行われる時期になりましたね。

ところで皆さんは、視力検査表でよく目にする一部分が切れたリングを何というかご存知ですか?

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このリングは『ランドルト環』と呼ばれるもので、

フランスの眼科医エドマンド ランドルト(1846-1926)によって考案され、

1909年イタリアで開催された国際眼科学会で、国際的な標準指標として採用されました。

この時、『どのようにして視力を数値化するか』が話し合われ、

『直径7.5mmのランドルト環にある幅1.5mmの切れ目を、5メートル離れた場所から見ることができると

視力は1.0となる。』と定められました。

5メートル離れた場所から、1.5mmの両端を見たときの視角は、ちょうど1分=1/60度の角度となります。

つまり視力1.0とは、1分の視角にある切れ目を2点として識別できる(ランドルト環の向きがわかる)

能力のことなのです。

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ちなみに、視力0.5用のランドルト環の大きさは1.0用の2倍、0.2用は5倍、

視力表の一番上にある0.1用は1.0用の10倍の大きさです。

視力検査で、一番上のランドルト環の向きがわからないときは、『その線まで前に出て』

と言われて測定することになります。

もし4メートルまで近寄って0.1用のランドルト環の向きがわかれば視力は0.08、

3メートルでわかれば0.06ということです。

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はっきり見えていても、ぼんやり見えていても、切れ目が判別できれば見えていることになるし、

明るさによっても見え方が違うので、比較的曖昧なのがこの指標の難点ではありますが、

学校での視力検査で大人数を測定する際、だいたいの視力の目安にはなるでしょう。

正確な近視、遠視、乱視の状態を知るには、屈折度数というものを測ることをおすすめしています。

視力低下が気になる方は、当センターでは、今月は無料で視力回復見込みチェックを行い、

視力や屈折度数を測定しておりますので、お気軽にご相談下さい。(ゆ)



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