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目をほそめると
2014年11月14日 (金) | 編集 |
近視の傾向が出てくると、遠くを見るとき目を細めるようになることがあります。
目を細めると、はっきり見えない距離のものでも、ピントが合いやすくなるからです。
なぜ、ピントが合いやすくなるのでしょうか?

じつは、目の構造に似ているカメラでも、同じ現象があります。
カメラには、「絞り」という機能があります。
絞りは、レンズに入ってくる光の量を調節します。

目を細める事は、カメラでいえば絞りを強くすることにあたります。
絞りを強くすることで、光の入ってくる角度が制限されます。

そうすると、被写体にピントをあわせた時に、
その前後にもピントの合っている範囲が拡がります。
(カメラの専門用語では、「焦点深度」といいます)

よって、目を細める事は、

•ピントを合わせている位置の前後に、ピントが合う範囲が広がる
•はっきり見える距離が伸びる
•遠くが見えやすくなる
という現象が生じます。

ちなみに、絞りを弱くすると、この逆の現象が起きます。
カメラの場合は、この現象を利用して、被写体の背景にピントを合わせたり、
逆に背景をぼかしたりすることに使われます。

目を細めるということは、この原理によって、
遠くのものを見やすくしようとしているのです。


目を細めるクセはキケン信号!!!

遠くの黒板や、テレビが見えにくい時、目を細めると見えやすくなるので、
つい無意識にやってしまうことがあります。
ですが、これがクセになると良くないことがあります。

目を強く細めると、眼球に力を加えてしまいます。
それによって、眼球の表面の角膜を変形させてしまう事があります。
それが、乱視の原因となってしまう場合もあります。
乱視は一度なってしまうと、直すのは難しくやっかいです。

お子さまが、目を細めるクセをしていたら、要注意です。
目を細めないと見えない = 近視がすでに進行している
という図式が成り立ちます。

こういった信号に気づいたら、すぐに行動することが大切です。
そして、今回ご説明したように、目を細めるクセは、なるべく早く止めましょう。

(むら)


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