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目を温めると、全身が温まる???
2016年12月13日 (火) | 編集 |
眼球をコントロールする動眼神経は、副交感性の神経です。副交感神経といえば、血管を開いて全身の血めぐりをよくし、身体をリラックスモードにしてくれる神経。目を温めると、そのスイッチが入るため、手や足までポカポカしてくるんです。
眼球を動かす神経には、外転(がいてん)神経、滑車(かっしゃ)神経、動眼(どうがん)神経の3つがあります。外転神経は眼球の外側の筋肉をコントロールし、滑車神経は上側の筋肉をコントロールして、眼球を動かします。そして、動眼神経は、そのほかの4つの筋肉をコントロールして、眼球を動かしています。
上まぶたをあげて「目を開く」運動、レンズの厚みを調節してピントを合わせる運動、瞳孔を収縮させてレンズに入る光の量を調節する運動などはすべて動眼神経によるもの。わたしたちがふだん、仕事をしているときなどは、動眼神経がさかんにはたらいてくれているといえるでしょう。
そして重要なのが、この動眼神経は副交感性の神経である、ということです。そのため、動眼神経のあるところ、つまり「目」を温めると、副交感神経にスイッチが入り、リラックスモードになるんです。もちろん、副交感神経ですから、血管が開き、身体の末梢まで十分に血液がいきわたる効果もあるわけです。
顔まわりの神経は、脳から出入りする末梢神経である「脳神経」が張り巡らされています。嗅神経、顔面神経、内耳神経、迷走神経、視神経、そして上で紹介した目のまわりの3つの神経など、左右に全部で12対もあります。これらが、それぞれ非常に微妙で複雑な動きをしているわけですが、この中で、副交感神経をオンにしてくれるものは、動眼神経だけ。ですから、顔まわりの温めポイントは、なんといっても、「目」なんです。目を温めてあげることが、血めぐりをよくするにはとても効果的・効率的だということになります。
実際に、目を温めるアイマスクなどをつけてもらい、サーモカメラで体温の変化をみる実験をすると、つけた瞬間から、目だけでなく身体の体温も上がっていき、手足まで温まっていきます。全身の血めぐりがよくなっていくんですね。

ホットアイマスク装着前後の指先温度変化
装着前
アイマスク

装着10分後
2アイマスク

目を温めて「気持ちいい~」と感じるのは、副交感神経にスイッチが入って、目だけじゃなく、全身がポカポカしてくるからなんですね。

寝つきの悪い私も、市販のホットマスクをするといつの間にか寝ていまい、いつもに比べて熟睡できた感じがするのは、目を温めることで全身がリラックス状態になっているからなのですね。(久)

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利き目ってなに?
2016年01月19日 (火) | 編集 |
手に右利きと左利きがあるように、実は目にも利き目があります。
外界の物体を見る場合、人間は眼で映像をとらえたあと
その映像の情報を脳におくって脳内で組み立て直しますが、
その場合、左右どちらからの映像の情報をより優先するのか?
ということでその人の利き目が右眼か左眼かに決まってきます。
この利き目を調べるのは簡単にできます。


まず遠く離れた距離にある物体をひとつ目標物と決めて
それを人差し指一本で指差します。
その後その目標物を見つめながら片目ずつ目を閉じます。
この時、その物体の位置が大きくずれない方が利き目です。
一般に両目の視力に差があった場合、
この利き目側の視力が落ちる場合は、
利き目の反対の目がそれをカバーしても視界がぼやけて見える場合があるようです。
つまり利き目の視力がその人の視界に大きな影響を与えている、
というわけです。

皆さんも自分の利き目がどっちなのか調べてみてください
(むら)


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眠い時に目をこするのはナゼ?
2015年11月03日 (火) | 編集 |
人は眠い時によく目をこすります。
かゆいわけではないのに、なぜ目をこするのでしょうか?
それは、眠気を覚まそうとする行為が無意識に
あらわれるものだと言われています。
眠いときにあくびがでるのも、脳に新鮮な空気を送り込んで目を覚まそうとする行為で、
目をこする行為と似たような身体現象と言えます。
起きているときは、常に涙を分泌して目が乾かないように配慮されていますが、
眠くなると涙腺の活動も鈍くなってしまうので、目が乾いてきます。
ですから、人は無意識に目をこすり、目を刺激して涙の分泌をうながそうとする行為を
しています。(I)

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顔に見える写真
2014年05月23日 (金) | 編集 |
人間には3つの点が逆三角形に配置されていると、


人の顔として錯覚してしまう習性があります。


これを「シミュラクラ現象」と言います。


今回はそうしたおもしろ画像をご紹介しましょう。


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利き目について
2014年04月22日 (火) | 編集 |
「利き手」や「利き足」があるように、目にも「利き目」というのがあります。

手や足と同じように、よく使う側を利き目といいます。

人は、利き目を軸とし、もう片方の目で利き目を補いながら立体的に物を見ています。

利き目は、普段は意識せずに使っていますが、スポーツなどで意識的に使う場合もあるそうです。

利き目はよく使う目なので、見ることに慣れています。

たとえば、野球でバッターボックスに立つ場合、利き目をピッチャー側に向けてボールを見ると、

ボールの動きが追いやすいそうです。

フィギュアスケートでは、利き目側に回転するとよいそうです。

他にも、ダーツなどものを狙って見るときには、 利き目で見ると良いといわれています。


利き目は、簡単に調べることができます。

1. 数メートルほど離れたもの(時計やカレンダーの数字など)を、よく見てください。

2. 見続けながら、見ているものを指さしてみてましょう。 (指には焦点が合っていませんので、
  2本にぼやけて見えるはずです。)

3. この状態で、片目ずつ交互に閉じたり開けたりしてみましょう。

片方の目は、しっかり見ているものを指さしていて、もう片方の目は少しずれた方向を指さしていますね。

しっかり指さしているほうの目が“利き目”です。       

ではなぜ、利き目があるのか?

これは、人類の進化と脳が関係しているのではないかという仮説が考えられています。

考古学のデータから推察すると、5000年前の人間は、右利きが9割だったようです。

時代をさかのぼり、 200~250万年前の原人類では、石器の作りから推察すると、右利きが59%なのだそうです。

人類の進化をもっとさかのぼるために サル・チンパンジーを研究すると、50%が右利きで、50%が左利きだそうです。

人類が進化するなかで、なぜ、右利きが多くなったのでしょうか。

次のような説が考えられています。私たちがものを見たり、 手を動かしたりするとき、
動かすほうの反対の脳が指令を出します。

たとえば、右手を動かすときは、左脳から指示がでます。

しかし、言葉をつかさどる「言語野」は、脳の左半球にあります。

進化のなかで、人類は、言葉を話すことを覚えました。

また、使う道具も進化し、洞くつに住む生活から、家を建てたり、
ピラミッドのような大きな建造物を作るようになりました。

複雑な道具を使い、協力して作業をするには、頭の中で考え、
仲間に伝えるために言葉にする必要がありました。

この、言葉と道具の発達により、言語野のある左脳が強化された結果、
右手の運動能力が高まったのではないかと考えられています。

そして、目も、手と同じ理由で、右のほうが利き目となる割合が高くなったのではないかと考えられています。

では、左目が利き目だったり、左手が利き手の人はどうなのでしょうか。

右脳は、空間的、音楽的、情緒的情報処理にすぐれているといわれています。

左利きの天才は、芸術分野に多いといわれていますので、芸術的な才能がある方が多いのかもしれませんね。(井)

参考文献:「左右学への招待」 西山賢一著、風濤社


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